【最深部2:巨大古桶の棲む蔵】

 中に足を踏み入れた私は、巨大な木のオブジェなのか?と見まごうソノ風景に立ちすくんだ
 
 深々たる暗闇、江戸から生きてきた古桶たち・・・蔵の中の気配は彼らの息づかい?

 ああっ、この空間は時間が止まっている・・

 過去からの永々たる時が木の桶に形を変え、今、厳然として私の前にある。

 これがただ「味噌」を寝かせるだけの為にされてきた仕業だというのか!?
 

造られたのは江戸時代 現在も使われている

長助 「この蔵で、この桶に寝かされて味噌は初めて
     
山一に代々伝わる【味】になるのじゃ!

     人がそうさせるのではない、この桶たちこそが
     がそれを長い間守り続けてくれたのじゃ・・・・」






 

  「そして、ここには
今を去る昭和三十八年、先々代が
   或る思いで仕込み、
   自然石を積み上げられ、永い時の中を生き続けて
   きた不思議なみそ・・・

   
味噌の長老が寝ているのじゃよ!

   それ、
その右の手前から二番目の黒い桶じゃ

   会ってみなさるがよい」


   ↑長助さんの言った桶をクリックで進めます】

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